山椒の実を収穫する

私が、毎年、庭に生じた山椒の芽生えを集め育てているので、我が家の庭は、さながら山椒屋敷の呈を為しております。
地植えにした大きな木が8本、そのうち実が成るメスの木は3本あります。
小さな鉢植えの山椒は、軽く100本以上はあるかと思われます。

実生から育てると、花しか咲かないオスの木と、実も成るメスの木の自然での比率は、経験的に10:1くらいで、圧倒的に実の成らないオスの木の方が多いです。 
100本以上あると思われる我が家でも、実が成ることが確認されている木は、地植えと鉢植えを合わせても7本のみです。 
尤も、芽生えてから3年目までの小さな苗は、まだ花を付けないので、オス・メスの判別は出来ませんが・・・。

去年は5月16日に収穫しましたが、少し早まったかなと感じたので、今年は10日ほど遅らせて5月26日の収穫にしました。
ただし、少々若い実の方が、まだ柔らかさがあって、佃煮風にしたときにも固くなくて宜しいし、辛味もまだキツ過ぎず適度です。
七味唐辛子に入れたり、ウナギに振り掛けるような粉末にするには、もっと固く実らせてから収穫するのですが、我が家では、そういうものは作らず、冷凍保存しておいて秋が深まった頃に作るハゼの甘露煮に入れたり、翌年春に筍料理や蕗の煮物に入れたりの用途なので、やや早めに収穫しています。

さて今年は、地植えされた3本の山椒の木から収穫しましたが、
1本目の実の付き具合は、こんな具合でした。
P5268059.JPG
その収穫です。
P5268069.JPG
2本目の実の付き具合は、こんな具合でした。
この木が、いちばん日当たりのよい場所に植えてあるので、実も大きいようです。
P5268065.JPG
その収穫です。
P5268074.JPG
3本目の実の付き具合は、こんな具合でした。
建物の北側の日当たりの悪い場所に植えてあるので、まだ実が小さいです。
P5268067.JPG
その収穫です。
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これを、庭先のガーデンテーブルに座って、処理します。
処理というのは、実にはサクランボのように柄が付いており、これを取り除くのです。
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この柄を取り除き、丸い実だけになると、嵩張っていたものが急に少なくなってしまいます。
小さな容器に、平均2個程度が、1本の木から収穫できた量です。
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延々と長時間、庭先で柄の除去作業を続けていると、キジバト夫妻が側にやってきて、『 オトウさんがそこで作業してると、安心して餌台や水呑み場に近づけないから、早く、そこをどいてくれないかな~ 』と、デモンストレーションしています。
P5268073.JPG
蛇足ですが、山椒の実の辛さはハンパないですね。
この収穫と柄取り作業をした後、手を洗わずに小用を足しましたら、ややあってから、ナニの先の方が火が付いたようにヒリヒリと熱くなって、一時はどうなるのかと心配しましたが、治まるのに1時間ほど掛かりましたよ。
首相を始め、鉄面皮を誇る国会議員の先生方は言うに及ばず、私のような小心者であっても、面の皮や手指の皮膚では感知できない僅かな異物でも、それが付着した手で柔らかい皮膚や粘膜に触れただけで大異変が生じることが判りました。
新型コロナやインフルエンザの粘膜感染メカニズムを、身を以って擬似体験した思いです。
やはり、何か異物を触ったら、直ちに手洗いすることの重要性が身に滲みて判りましたね。

この山椒の強烈さからは、悪い人が山椒の実を擂り潰して渓流に流し、痺れて浮かんだイワナやヤマメを捕るというのも頷けますな。
勿論、これは釣り人が忌み嫌う違法漁法であって、見つかれば厳しく罰せられます。
昔、まだヤマメやイワナが豊富にいた頃、山家の人たちが、手軽に手に入り、かつ人体には毒にならない山椒の実で、魚を捕って食べる、というのは合理的で手っ取り早い方法であったと思います。
しかし、渓流魚が減り、かつ法律で禁じられている今日でも、この違法漁法やる人がいるらしいのは、人間の卑しさや浅ましさを見るようで、とても悲しいことですね。

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