鰍工房 手作り小品工芸 工作日記

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zoom RSS ハゼ和竿アラカルト(その2、自作の竿)

<<   作成日時 : 2018/11/19 13:01   >>

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先日のブログでは、その1として、店頭で購入したり知人から貰い受けたりした市販品のハゼ竿を紹介しましたが、微妙な点で、それらに飽き足らず、見よう見まねで自分で作り始めました。

そもそも、鰍工房主がモノ作りを始めたのは、イワナやヤマメ釣りに使うフィッシング・ナイフが、市販の製品より大きさはもっとコンパクトに、そして刃先の形状や角度などは、もっとイワナの肛門に刺して首元に向かって切り上げていくのに適したものが欲しかったので、自分で作り始めたのが契機でした。

その後、同じような理由で海釣りの竿や、様々な釣具、そしてタナゴ竿なども作り始め、他に釣具以外にも、様々な対象分野に手作りの手を拡げていきました。
また、その都度、必要に応じて道具類も作ったり買い込んだりし、そういう趣味を40年も続けておりますと、置き場に困るほどの道具類が揃ってきます。

さて、本題となる自作のハゼ竿を紹介します。
作り始めた頃の未熟な作品から、最近の作まであります。

  画像が小さくて見にくい場合は、マウスを画像に当てて左クリックすると拡大画像を見ることが出来ます。

@中通し総布袋竹製 
  印籠4本継ぎ  全長十尺五寸(3m15cm)
  仕舞い寸法 二尺九寸(87cm)

  川口の竿孝で誂えた竿をお手本に研究し、もっと自分に合った竿を
  作ってみた、自作ハゼ竿の第一号です。
  見栄えはしませんが、調子、長さ、仕舞い寸法は、理想のものに
  なりました。
  特に、中通し竿の構造上、市販品の穂先は或る程度太くなりますが、
  限界まで細い穂先に作り、錘2号程度で微かな魚信もキャッチでき、
  ハゼに違和感なく喰わせることが出来る竿となっています。
  但し、お手本に見習って、4本継ぎに作ったのは大失敗でした。
  中通しのハゼ竿は、道糸を通したままで携行する場合、継ぎ数が
  偶数本では、穂先が下を向いてしまって痛めてしまいそうです。

  竿の全体
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  クロムメッキの真鍮製の糸巻き杭とニッケル板製の道糸ガイドです。
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  挿げ込み部分
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  手元部分は、象牙製の竿尻飾りに金属環の尻手紐通しを
  付けています。
  込み芯は、最初は竹で作ってみたのですが、市販品より細い
  ことから、どうしても折れ易いので、最終的にはチューブラーの
  カーボン製に作り直しました。
画像


A中通し総布袋竹製 
  印籠5本継ぎ  全長八尺三寸(2m49cm)
  仕舞い寸法 二尺(62cm)

  ボート釣り用に、全長も仕舞い寸法も小さく作っています。
 
画像

  浅場のボート釣り用なので、0.5号〜1.5号の錘でバランス
  するよう、中通しの穂先としては、極限まで細い穂先になって
  いるので、穂先の込み芯には、太い注射針を仕込んで強度を
  保っています。

  象牙で糸巻き杭と道糸ガイドを作って取り付け、
  手元部分は、竹が細いので籐を巻いて太さを増し、 
  象牙製の竿尻飾りに金属環の尻手紐通しを付けています。

  使い勝手と、竿の調子は良いのですが、
  素材の布袋竹が、近所で伐ってきたもので品質が悪く、
  曲がり癖が出やすいのが難点です。 

B中通し総布袋竹製 
  一本物の延べ竿で、全長三尺二寸(97cm)
  ハゼのボート釣り以外に、タナゴの脈釣りにも使います。 
  
  竿の全体
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  穂先の口金は、象牙に穴を開けて作りました。
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  糸巻き杭も象牙を削って作っています。
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  手元部分は、象牙製の竿尻飾りと鹿角製の尻手紐通しを
  付けています。
  ここに中指を掛けるようにして持つと、竿が握り易いです。
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C外ガイド式リール竿 矢竹製・布袋竹穂 
  3本並み継ぎ  全長十尺三寸(3m10cm)
  仕舞い寸法 三尺八寸(1m15cm)
  
  鮎の友竿を改造して作ったものなので、仕舞い寸法が長いです。

  竿の全体
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  穂先と挿げ込み部
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  リールシートは、富士工業(FUJI KOGYO) プレートシート FS5B
  この小さなリールシートFS5Bは、製造中止となってしまい、
  現在は、大きなものしか販売されていないので困っています。
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  手元部分は、象牙製の竿尻飾りと鹿角製の尻手紐通しを
  付けています。
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D外ガイド式リール竿 総布袋竹製 
  印籠3本継ぎ 全長九尺(2m70cm)
  仕舞い寸法 三尺三寸三分(100cm)

  標準的な使い勝手の竿に仕上がっています。
  SHIMANOのワカサギリールに、黒染め0.8号を
  巻いてあります。

  竿の全体
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  穂先と挿げ込み部
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  手元部分とリールシート。  鹿角製の尻手紐通しを付けています。
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E外ガイド式リール竿 総布袋竹製 
  印籠3本継ぎ  全長七尺八寸(2m34cm)
  仕舞い寸法   二尺八寸三分(85cm)
  スピニング・リールを付けて、
  チョイ投げすることを想定した竿です。

  竿の全体
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  穂先と挿げ込み部
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  手元部分とリールシート。  鹿角製の尻手紐通しを付けています。
  意図的に、かなり後方にリールシートを取り付けています。
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F外ガイド式リール竿 総布袋竹製 
  印籠3本継ぎ  全長六尺三寸(1m89cm)
  仕舞い寸法 二尺五寸(75cm)

  ボートの上で扱い易い長さに作った竿です。
  リールは、水深の調節が目的の糸巻き代わりで、
  風が強くなければ、手で道糸を手繰って使います。

  竿の全体
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  穂先と挿げ込み部
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  手元部分とリールシート。  
  象牙製の竿尻飾り、真鍮製の尻手紐通しを付けています。
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G外ガイド式リール竿 矢竹製・グラス穂・布袋竹手元
  2本並み継ぎ  全長五尺六寸(1m68cm)
  仕舞い寸法 三尺(90cm)

  高感度の穂先で、ボートでの
  ワカサギ釣りと、デキハゼ釣りの兼用竿です。
  
  竿の全体
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  穂先と挿げ込み部
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  手元部分は、鹿角製の竿尻飾りと尻手紐通しが付いています。  
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H外ガイド式 手撥ね竿 総布袋竹製 
  印籠3本継ぎ  全長七尺六寸六分(2m30cm)
  仕舞い寸法 二尺七寸三分(82cm)
    
  竿の全体
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  鹿角製の糸巻き杭
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  穂先と挿げ込み部
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  手元部分は、象牙製の竿尻飾りと、
  ステンレス鋼線製の尻手紐通しが付いています。 
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I外ガイド式 手撥ね竿 総布袋竹製 
  印籠2本継ぎ  全長六尺二寸(1m86cm)
  仕舞い寸法 三尺二寸六分(98cm)

  ボート釣りに適した、短い竿です。
  1号〜2号の軽い錘が使え、感度の良い穂先です。
  
  竿の全体
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  象牙製の糸巻き杭
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  穂先と挿げ込み部
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  手元部分は、象牙製の竿尻飾りと、
  鹿角製の尻手紐通しが付いています。 
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J外ガイド式 手撥ね竿 総布袋竹製 
  印籠3本継ぎ  全長九尺二寸三分(2m77cm)
  仕舞い寸法 三尺二寸(96cm)

  ハゼ乗り合い船に適した、標準的な竿です。
  3号〜5号の錘が使え、感度の良い穂先です。
  
  竿の全体
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  鹿角製の糸巻き杭
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  穂先と挿げ込み部
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  手元部分
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  鹿角製の竿尻飾りと、
  ステンレス鋼線製の尻手紐通しが付いています。
画像
 

K外ガイド式 手撥ね竿 寒竹穂先、布袋竹手元 
  2本並み継ぎ  全長四尺七寸(1m40cm)
  仕舞い寸法 三尺三寸(99cm)

  小1の孫に使わせる為に作ったボート用の竿です。
  急いで作った竿なので、そのうちに長い穂先部を半分に切り、
  3本継ぎ・仕舞い寸法52センチに直そうと思っています。
  3号〜4号の錘が使え、初心者でも底立ちが取りやすいです。
  
  竿の全体
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  鹿角製の糸巻き杭と、挿げ込み部
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  穂先
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  手元部分
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  鹿角製の竿尻飾りと、
  銅線製の尻手紐通しが付いています。
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これらの他にも、自作和竿でハゼ・シロギスの兼用竿や、ハゼ釣りにも使えるカーボンやグラス製の軟調のボート竿などもあり、ハゼ釣りに使える竿は全部で20本以上もあって、釣行の都度、竿の選択に迷ってしまいます。

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