鰍工房 手作り小品工芸 工作日記

アクセスカウンタ

zoom RSS サラバ!我が愛しの喫煙具たちよ

<<   作成日時 : 2018/10/12 18:33   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

私が始めてタバコに手を染めたのは、中学2年生の頃だったと思います。 14歳ですね。
中学の制服制帽姿で歩きタバコをしているのを、他の父兄に目撃されて学校に通報され、校長室に呼び出されて注意を受けましたが、昭和37年当時のことだし、学業もトップの成績だった為か、それほど厳しく怒られたという記憶はありません。

その後、当時は東大に毎年30人前後の入学者を出していた都立の進学高に進み、そこでも多くのタバコ友達が居ましたが、当時の校長さんは良く出来た人物でして、朝礼で、
『 君達の年代が、好奇心からタバコを吸ってみたくなるのは良く判るが、当校の生徒ならば、吸殻をトイレに捨てて詰まらせたり、畑に投げ込んでお百姓さんに迷惑を掛けたりはしないと信じる。 また、他人に変な噂を立てられないよう、制服姿で街で歩きタバコをするのは止めて欲しい。 君達の気持ちは判るから、なるべく目立たないように注意しなさい。 』
そんな、訓示があったりしたものです。

勿論、僕らにもポリシーがあって、どこぞの私立のバカ高校生のように、恐喝、万引き、バイクの暴走など、そういった大人がやっても違法な行為は絶対にしませんでした。
平均身長が165センチほどであった当時、僕らは皆170センチ以上はありましたし、大人がやって良いものを、なぜ僕らはやってはいけないの? という論理で、喫茶店にたむろっててはタバコを吸い、パチンコ店に入ってはタバコを吸い、そんな高校生活でしたが、その仲間達は皆、東大、早稲田、慶応などに進学し、社会の中枢で活躍してきました。 歩きタバコ禁止とか世間も喧しくなく、良い時代でしたね。
どうも、昨今の世の中は、些細なことにも目を三角にしたりで、ギスギスしていけねぇ〜な。

私にとって、タバコは、そういう長〜い付き合いの悪友で、悪友であるが故に分かれがたいものでしたが、最近、大腿部の動脈に閉塞が発見されてしまい、左脚は右足の56%しか下肢に血流が行っていないと判りました。
どうも、ちょっと歩いただけで脹脛が5〜6時間も登山したような感じに固まってしまうのが気になっていたのですが、そこに原因があったようです。
56年間に亘り、タバコを吸い続けた結果だと医者は言いますが、本当にそうでしょうかね?
ともあれ、医者から禁煙の厳命を受けてしまいました。

10月1日のタバコ値上げを機に禁煙を始めたのですが、10月に入ってから12日現在までに、3箱ほど買ってしまいました。 意思薄弱で困ったものです。 でも、週に1カートン(10箱)を吸っていたのに比べれば、3〜4日に1箱のペースに落している訳で、大きな前進です。 年内には完全禁煙に漕ぎ付けられるのではないでしょうか。
と、他人事のように言っている間は、決して禁煙できないですよね。 言われなくとも、判っていますよ。

我が家では、書斎、トイレ、パソコンデスク、工房、水槽の前、ダイニングテーブル、およそ私が立ち寄る全ての場所に灰皿を置いてあったのですが、徐々に撤去しています。
現時点では、灰皿がある場所は、パソコンデスクと工房の2ヶ所にまで縮小されました。
車の灰皿は、イライラして事故を起こすといけませんので、まだ残しています。

私が愛用してきた喫煙具は、『潔く、全部キッパリ捨てなさい』、とカミさんは言うのですが、モノによっては、カミさんよりも永い付き合いの友達ですからね〜。

例えば、中学か高校の頃に買ってから、54年は経っているレアもの。
火縄式ライターと火打ち石式ライターです。
画像

火縄式ライターは、火消し蓋を抜き取って火縄を引き出し、
画像

ガリガリッと石を擦れば、火種が付き、それをフウフウと息を吹きかけて大きな火種にしてタバコに火を点けるというものです。
画像

タバコに火を点けるまで、数分は掛かり、ゆったりとした気持ちの時間を得ることが出来ます。

火打ち石式ライターの方は、これはもう、ひたすらガリガリとフリントを擦って大量の火花を出して、それでタバコに火を点けるというシロモノ。
畳まれているハンドルを裏返して起こし、
画像

閉まっている火口の蓋を
画像

スライドさせて開き
画像

このようにタバコを差し込んで、口で吸いながら、ハンドルをガリガリ回して点火するのです。
画像

フリント(発火石)の挿入場所。 
なにせ、石の火花だけでタバコに火を点けようというシロモノですので、あっという間に石が磨り減って無くなります。
画像

こちらは、ハンドル部の反対側の支点となっていて、また発火ヤスリの掃除や交換などのメンテナンス用の装置です。
画像


新婚旅行の記念に海外の免税店で買ったデュポンのライター。
1ドル=360円だった当時の固定レートで、200ドル以上しました。
円換算で7〜8万円。 当時の私の給料より少々高かったです。
画像

今は、1ドル=110円くらいですので、同じものが国内でも税込み2〜3万円で買うことが出来ます。

愛用のジッポーのオイルライターたち
画像

虎牙の根付けを付けたタバコ入れ
画像

自作の竹製の煙管に、ブライヤー製のミニパイプ
画像

これは禁煙宣言してから、どうしても吸いたくなったとき、ゴミ箱から吸殻を拾い出して吸うのに活躍してます。

自分で欅材を彫り抜いて作った、愛用の灰皿(丸型、角型)
画像

画像

既に、両方とも綺麗に洗ってしまいました。

最後に祖父の遺品の形見分けで頂いた、著名な彫塑作家である杉浦藤太郎作のブロンズ製の灰皿で、『睡蓮池を覗き込む少女』です。
画像

大きな灰皿で、これにメダカを入れて飼ってみた時の記事を以前に掲載しています。
https://kazika-koubou.at.webry.info/201608/article_5.html

この他にも、結婚祝いに叔父から頂いたチェコ製のボヘミアンカットグラスの灰皿とか、ペルー製の銀の灰皿とか、実際には余り使わずに飾っておいただけの喫煙具も数知れず。
タバコは、こういった工芸品の喫煙具を育てた文化でもあります。

酒のうえでの喧嘩、殺人、車の事故などは日常茶飯事ですが、
タバコのうえの殺人とかは耳にしたこともないのに、なんでこんなにタバコは迫害されるのでしょうかね?

当面、医者のいいつけを守って禁煙、或いは大幅な節煙をしますが、
脚に人工血管を入れる手術が上手くいって、シャカシャカと歩けるようになったら、またまたタバコを吸いだすのは目に見えていますね。

このブログ記事を書きながら、またまた1本吸ってしまいました。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
サラバ!我が愛しの喫煙具たちよ 鰍工房 手作り小品工芸 工作日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる