燻製装置(スモーカー)を自作する

この一ヶ月あまり、この夏の猛暑でジャングル状態だった庭の手入れをして暮らしました。
古い植木鉢などが山積みだった物置脇の一角を整理して小さな空間ができたので、そこに燻製装置を作ることにしました。 30年ほど前の一時期にも、燻製に凝ってスエーデン製の燻製鍋で釣ってきたヤマメを燻製にしていたことがあるのですが、如何せん、浅い燻製鍋なので熱燻しか作れず燻製風味焼き魚しか出来ませんでした。
この夏に北海道でN氏自作の燻製装置を借りてイワナ・ヤマメを燻製にしてみて、30年ぶりに燻製作りに火がつきました。
我が朋友の椿像庵氏のような本格的な燻製装置ではありませんが、冷燻とまではいかずとも何とか温燻程度の燻製が作れそうな大きさのものが出来上がりました。
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89歳になる母親が、後生大事に物置に仕舞い込んでいたレトロな炭火用具が役に立ちます。
私が小学生だった50年前くらいまで、我が家で使われていた記憶があります。
今後は、私の火遊び道具として復活しそうです。
火消し壷とか十能とか、若い世代では名前も判らないかもしれませんね。
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このスモーカーの構造は、土台・燃焼炉・スモーク室の3層構造になっています。
1.ブロックとハンペンレンガで造った土台
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2.レンガ6段積みの燃焼炉は、セメントで固めて土台と一体化しています。
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木の蓋をとってみると、内部はこのようになっています。
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ここに、柄の取れたフライパン利用の燻製チップの火床を置きます。
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七輪もすっぽり収まる大きさですから、ここでサンマを焼いたり
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網を置いて、焼肉をすることも出来るように考えてあります。
(この写真は、まだセメントのはみ出し汚れを取り除いていない時のものです)
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レンガの嵌め込み式の燻製チップの投げ込み窓を作ってありますが
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この蓋にするレンガを鋸で縦横に小さく切って作るのに3時間以上も掛かりました。 手首がまだ痛いです。
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3.赤松の集成材で作った燻煙室は、外枠に接合された内枠で出来ていて、蓋があります。
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燻煙室の内部は、下層の内枠に網が乗せてあり、ここには燻製にする食材を平置きします。
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上部にも食材をフックで吊り下げる金網がセットできます。
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スモーカーとして使用する時には、レンガの燃焼炉に木製の燻煙室の内枠部分をガボっと嵌め込んで使います。
燻煙室は厚さ18ミリの赤松集成材の板で作った為、焼き網込みで15Kgもあって重いのでサイドに手を掛ける取っ手部分を付けています。
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出来上がった形を見て、何かに似てるな~と思ったら、どうも墓石の形にそっくりです。 
私が死んで燻製に使う者も居なくなったら、ブラッキーの骨壷も一緒に入れて、『天牛庵鰍工房、愛犬とともに此処に眠る』と墓碑銘を正面に書き入れて私の骨も分骨して納めるようにカミさんに申し付けておきました。

使わない時には、木製の燻煙室は取り外して物置に仕舞い、レンガの燃焼炉に蓋をしてブルーシートで覆い雨避けをしておきます。
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今日、アマゾン通販でヒッコリーやらサクラやらのチップを注文しておいたので、1週間後には火入れ式が出来る予定です。 
イワナ・ヤマメは禁漁期になっているので、魚屋でホッケでも買ってきますか。

2010.12.23追記
私の渓流釣りの弟子、そして燻製作りの師匠である、椿像庵の燻製工房です。 
http://blog.livedoor.jp/chinzoh/archives/65432266.html

椿像(カメムシ)さん、今年もベーコン呉れないかな~。 味も勉強しなくちゃ。







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この記事へのコメント

湧泉
2010年11月23日 07:20
立派な燻製装置、うらやましく拝見いたしました。
日本人は、昔から、囲炉裏を利用して、胆振がっこや川魚でくんすぃを作っていたようです。それの現代版ですね。

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