石神井川畔の桑の実

きょうは、2ヶ月に1回ほど高脂血症治療薬と逆流性食道炎の予防薬を出して貰っている医院に行く。
事前に電話しておいたので、待合室で待たずとも、処方箋だけ瞬時に受け取って終了。
運動不足解消のため、片道2.7km電車で2駅の距離を自転車で行き、帰途は石神井川に沿った散歩道を自転車を押して歩いてきました。

散歩道の、或る区域にはヤマグワの木が多い。
それも、2種類あって、実が小さくて丸い種類と、大きくて長細い種類があるようだ。
かなりの大木に育っている木もある。
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ズームアップしてみます。
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もっと手前のこちら側の岸辺にも潅木状のヤマグワが実を付けていました。
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まだ、実の色が淡い赤で、これが黒くなってきたら熟した証拠。
ひとつだけ、半分ほど黒くなっているのを、手を伸ばして採って、口に含んでみる。
やや青臭さは残るものの、噛めば、甘酸っぱい味が口中に広がりました。
数日後に熟した頃合を見計らって、ポリ袋でも持って摘みに行き、ジャムでも作るかな。

このあたり、川面には水草が繁茂し、水色も良い。
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マガモの番(つがい)が、水草の根のあたりをしきりに啄ばんでいたり、
コサギが頭のチョンチョコリンの冠毛を振りながら闊歩していたり
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カワウが凄いスピードで潜水泳法を見せていたりする。
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青緑の閃光を煌かせ、矢のようなスピードでカワセミも飛翔していました。
水辺はいいな! 
たとえ、僅かな距離や面積であっても、人間の住む陸上界とは隔絶された自然界が、水辺にはあります。

しかし、カワウ、コサギ、カワセミなどの、魚食性の鳥達を養うだけの小魚が、この辺の石神井川に生息しているとは思えません。 
延々と、いつ果てるとも知れず何十年にも亘って、石神井川の護岸工事が続いていて、私は、小魚の姿を見たことは殆どありません。
いったい、彼らは何を食べて生きているのでしょうか?

数年前に練馬区役所の調査員が、川に立ち入って生物調査をしているのに行き逢ったので、どんな生き物が発見されたか尋ねてみましたが、ヨコエビ程度の生物しか確認できていない、とのことでした。

私が生きているうちに、昭和30年代初頭の頃までのように、フナ、ウナギ、ナマズ、オイカワ、ウグイ、タナゴなどの小魚が戻ってくる日が来ると良いのですが・・・

近年、水質は明らかに改善されているように見受けられるのですが、しょっちゅう、河床を掘り返す工事が行われ、その都度、泥流になってしまうので、工事が続いている間は、小魚たちが戻って来ることは無いでしょう。
また、工事が終わっても、両岸が屹立した鋼矢板の護岸では、戻ってこれる魚種も限定されてしまうのでしょう。

それに加えて、余計なことに、少し水が綺麗になると、役所が汚水に強いコイを放流してしまう。
この大食漢のコイというやつ、アメリカでは特定有害生物に指定されているほどで、折角戻って来かかった小魚の稚魚やカワエビにタニシやカワニナなどの貝類まで、根こそぎ食べ尽くしてしまうのは、ブラックバスやブルーギルに勝るとも劣りません。

各地の地方自治体が、汚れの残る河川にコイを放流し、『 行政の努力によって水が綺麗になったから、魚も棲めるようになった 』と、ウソの見せ掛け自画自賛を行なう風潮は、勘弁して頂きたいものですね。
移入したコイではなく、在来の小魚たちが繁殖できるようになって初めて、川が生き返ったと言えるのです。

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