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zoom RSS 孟宗竹製の餌桶

<<   作成日時 : 2019/01/10 23:48   >>

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暮れに、どこぞでM釣り名人が伐ってきた、黄金色の太い孟宗竹を頂きました。
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昔、こういう竹で海釣り用の餌桶を作ったことがあったのですが、火入れが甘かったのか、夏の日にボート釣りに使っていたら、カンカンの太陽に照らされてピシッと割れてしまいました。
この割れた桶は捨ててしまったので、再度ああいったイソメやゴカイを入れる餌桶を作ってみたくなりました。

本来なら素材の竹は、じっくりと数年かけて乾燥させたいところですが、5〜6個は作れる量の材料を貰ったので、割れてもダメモトとばかり、ストーブで火入れを兼ねた加熱乾燥を半月ほど掛けて行ないました。
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焦げるくらいの強火で火入れし、その後は毎日ストーブの前の熱の掛かる場所に置いて、80度くらいの熱を半月ほど掛け続けましたら、13センチほどあった竹の直径が5ミリ以上も小さく縮んで乾燥したようです。
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桶本体を作る作業と並行して、蓋用の竹も火入れします。
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これを細かく割って、短冊状の部材を作ります。
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桐材の板を蓋の形に切ります。
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この板に短冊状の竹を並べて貼り付けます。
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こうやって作った蓋の固定部を、桶本体にビスで取り付けます。
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開閉部となる蓋の残り部分を、蝶番で取りつけます。
これは意外と難しい作業で、蝶番を嵌め込む窪みを掘る深さを考え、また捩れないように30分硬化タイプのエポキシ接着剤で仮止めしてから、小釘を打ち込みます。
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合間を縫って、梅の枝材の中心に穴を開けて、吊り手を作りました。
Tの字型に、しかも直線ではない穴を穿つのは、なかなか難しい作業で、ドリルとルーターを使って行ないました。
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桶本体の縁に、マグネットを埋め込む穴を鑿で穿ちます。
これも、そこそこ技術が求められる作業です。
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対面となる蓋の裏側には、平たい鉄片をインレイします。
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数回ほど漆を塗って、タコ糸の提げ紐を付け、先に作っておいた吊り手に通してから、吊り手の上部の穴からタコ糸を引き出しておいて鹿角で作った根付けの紐を絡め、これで概ね完成です。
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楕円型の桶の長径は12.5センチ、短径が11.5センチ
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高さは8.5センチです。
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蓋を開いた内部です。
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かなり塗りが汚いので、今後もう少し手を掛けて綺麗にしたいと思いますが、どうせ汚く使う餌入れですから、もうこれでも良いのかなって気もしています。

漆で全体が黒いので、焼印を押せません。
そこで、邪道ですが竹の欠片に鰍工房の焼印を押し、ワン・ポイントの飾り風に貼り付けてみました。
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今回の副産物に、足踏み竹が出来ました。
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これを毎日踏んでいますと、アキレス腱やヒラメ筋が延びて、結構、具合が良いです。

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