鰍工房 手作り小品工芸 工作日記

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zoom RSS ハゼ竿用の鹿角製尻手紐通し環を量産中

<<   作成日時 : 2018/10/12 22:46   >>

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この処の新作のハゼ竿には、皆、鹿角製の尻手紐通し環を取り付けています。
使ってみると、竿を握った際に、ちょっと小指を添える場所にもなって、なかなか具合が宜しい。

実は昨年に初めて5人乗りの大型ボートでハゼ釣りをしたのですが、通常はボートの船べりにあるべき竿掛けを取り付ける角材が船べりに付いていませんでした。
ダイレクトにハゼ用竿掛けを取り付けるには、船べりの幅が広すぎて無理でした。

それで、竿掛けなしで和竿の2本竿で釣っていた際、片方の竿のハゼを外している時に、もう一つの竿が魚に引かれたのか根掛かりで引かれたのか、河口の水中に落ちてしまったのです。
それも、私のお気に入りの銀座東作の中通し和竿でした。 

幸いリール竿ではないので、沈まずに浮いて流されていったので、携帯で船宿に電話し、モーターボートで飛んできてもらって無事回収しましたが、とんだ失態をやらかしてしまいました。
5人乗りの大型ボートは、安定が良く広くて疲れず、とても具合が良いのですが、通常のハゼ用竿掛けが付かないのと、大きすぎて自分で漕げないのが難点です。
竿掛けについては、無粋ですが沖釣り用の中型竿掛けなら取り付けられるので、その後はハゼ用ではなく中型の竿掛けを持っていくようにしています。

そんな訳で、以前に作った竿や購入した竿にも、尻手紐通し環を取り付けることにしました。

必要な長さに横切りした鹿角を、次に縦切りにして鬆になった中心部を捨て、両側面を残した板状とし、
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更に細かく縦切りにして、棒状の素材を得ます。
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切り出して得られた、素材パーツです。
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これをルーターとヤスリで加工して『 く 』の字型をした尻手紐通し環を作り、竿尻付近に巻き糸と漆掛けで固定します。
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少し横から見ると、『 く 』の字型に作っている理由が判ると思います。
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以上は、自作の竿ですが、

以下、銀座東作の竿にも、同様に取り付けました。
オリジナルのデザインを損なわないよう、控えめに付け加えていますが、自然素材の鹿角製ということもあり、違和感はありません。
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まだまだ、尻手紐通し環が付いていない竿が、
購入した市販のハゼ竿では、江戸藤、竿孝、東作、治作、など5〜6本、
自作の竿も、数本ほど残っていますので、量産というのは大袈裟ですが、8〜9個は作る必要があります。

こういうアクセサリー・パーツを作る素材としては、鹿角が最も適しています。
象牙や牛骨と違って、粘りと弾力もあり、折れたり欠けたりしません。
川口の竿孝さんは、粘りがあるということで、ハゼ竿の糸巻き杭には馬骨を使っておられますが、見た目が今ひとつです。
金属は、鉄、真鍮、銅、アルミ合金などは、海で使うと腐食して長持ちしません。
錆びないステンレスは、チャラくて品が悪く安っぽいです。
金属で使える素材は、銀か洋銀くらいでしょう。 
もちろん、金(ゴールド)も良いですが贅沢過ぎますよね。
但し、純金では柔らか過ぎるので、四分一金くらいが適当でしょう。
象牙は、見た目は美しいので、私は、竿尻飾りなど力の掛からないパーツに使いますが、歯なので強い衝撃には弱く、折れたり欠けたりしますので、糸巻き杭や尻手紐通しのような力が掛かるパーツには不向きです。

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