象牙で作ったタナゴ仕掛け糸巻き型根付け

東急ハンズの店頭をチェックしていると、時折、象牙の端材が出ています。
見かけたら、必ず買っています。 
買うと、ワシントン条約による規制品なので、購入者名簿に記名させられます。
このところ、店頭でさっぱり見かけなくなったのは、この辺りに理由があるのかも知れません。
端材なので高価なものではありませんが、といって安価でもありません。 
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このストックから、ポチポチといろんな小さなものを作っています。
象牙を切るには鉄切り鋸でも勿論切ることが出来ますが、ピラニアン・ソーの方が薄刃なので切り屑ロスが少なく適しています。 ナイフや彫刻刀で彫ることが出来ますし、プラスチック用のヤスリで加工が出来ます。

今回は、先日作ったタナゴ竿筒の根付け(兼)実用の糸巻きを作ってみました。
というのも、先日、この竿の試し釣りに石神井公園に行った帰り、仕掛け巻きをこの筒にゴム輪で縛りつけて、ぶらぶらと腰に提げて帰ったら、どこかで糸巻きを落としてしまって無くなってしまいました。
 
試し釣りの結果は、クチボソ1尾にブルーギル5尾という貧果でしたが、竿の調子は、思ったよりずっと良かったです。 少し胴調子すぎるかと思っていたのですが、節間が詰まっているせいか、テーパーの少ない竿としては、かなりしっかりした調子で15センチ程のブルーギルの引きにも何の問題もありません。 といって、6センチほどのクチボソの引きにも充分な釣り味が楽しめる竿でした。

しかし、手製の糸巻きと仕掛けを無くしたのは、これは痛い!
で、絶対に落とさずに、かつ竿と一緒に糸巻きを持ち運ぶということで、根付けスタイルを考えてみました。
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こんなものでも、製作に5時間ばかり掛かりました。

早速、タナゴ竿の収納筒に取り付けてみました。
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なかなか、いいでしょう?

若い頃には、純金の錘とか象牙の糸巻きとかは成金の悪趣味だと思って嫌いでしたが、これが江戸趣味のタナゴ釣りの真髄である遊び心であると最近は判ってきました。(と、思うのだけれど)。 
或いは、自分も低俗な成金趣味の人間に成り下がってしまった、という見方もあるかも知れませんね。
自分でも、どちらなんだろうと考えることがあります。
でも、残念ながら鰍工房は成金とは全く無縁で極めて貧乏です。 
貧乏ですが、壊れた万年筆のペン先を鋳潰して14金のタナゴ釣り錘も作れるし、1袋ウン千円の象牙端材で、いろんな象牙細工も作ることが出来ます。 この糸巻き分の象牙端材で、300円分くらいの量にしかなりません。
要は、工夫していろんなものを活用すれば、懐は貧しくとも気持ちは豊かになれるんですね。

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この記事へのコメント

湧泉
2010年11月07日 22:16
何か出すのでしたら、知恵を出すのが良いと思います。東急ハンズへ行きましたが、金メダルと杖につけてテーブルへ引っ掛ける用具を買いました。
視点が違うものですね。

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