鰍工房 手作り小品工芸 工作日記

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zoom RSS 古い三本鍬を利用して根掘りを作ってみた

<<   作成日時 : 2018/05/03 20:28   >>

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このような、極細サイズの山菜採り用の根堀りを作ってみました。
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私が野蒜(ノビル)掘りに愛用している、耕運機の刃で作った根堀りを、
懇意にさせて頂いている、町内会の方にお見せしたところ、
「利用できそうなものがあるよ」 ということで、古い三本鍬(クワ)を頂きました。
昔は、各所にあった野鍛冶が鍛えた丈夫で趣きのある立派な鍬です。
今では、こういう職人気質の頑固な仕事は少なくなりましたね。

錆び付いて固まっていた柄を抜くのに、かなり梃子摺りましたが、何とか分解に成功。
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利用できそうな立派な楔(くさび)もゲットしました。
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薄刃のグラインダーで切断しますが、これは怖い作業です。
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三本ある刃の中央は残し、もう一方も切断します。
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防護用メガネをしていても怖い。
というのも、ちょっとでも切り込み角度が曲がると、薄刃のグラインダーの回転砥石が割れて飛び散るからです。
この作業には、随分と神経を集中して使い、かなり疲れました。
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柄には、樺桜と楓の丸木を選んでみました。
樺桜の材をタテ半分に切ります。
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ナカゴとなる部分を鉛筆でトレースし
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材をトレース痕に沿って、鑿で削り込みます。
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この溝に、ナカゴ部分を嵌め込みます
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柄を接着剤で貼り合わせてから、小刀で樹皮を剥ぎ、形を整えます。
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2本とも柄の取り付けが完了
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これに、口巻き糸を巻く部分の溝を浅く掘りこみます。
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この溝に強い補修糸を巻き、漆で固めて出来上がりです。
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刃先の部分は、僅かに上反り気味の形をしています。
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幅が細いので、スコップのような土を掬う用途には不向きですが、
小石の間の雑草を抜いたり、ノビルやヤマウドの根を掘るような作業には適しています。
しかも、肉厚の鉄製ですから、かなり無理な力を加えても大丈夫です。
こういう道具があれば、山菜採りには鬼に金棒ですよ。
また、根詰まりした鉢植えの植え替えの際、鉢に沿ってこの細い刃を差し込んでから、グルと回して株を抜き取る作業にも使えると思います。

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