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zoom RSS 釣具の修理(ヤマベ竿、ゴム長)

<<   作成日時 : 2017/12/26 21:45   >>

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この処、全くの野暮用でパソコン作業の連続でしたが、やっと光明が見えてきて、修理の時間が作れました。
まず、先週ヤマベ釣りに行ったとき、竿袋から取り出して仕掛けを穂先も結び、竿を引き出したらポキリと穂持ちが折れていました。
まだ、買ってから10年使ったかどうかの、そこそこ新しい竿ですが、ヤマベとハゼにかなりの使用頻度で愛用してきた竿なので、疲労骨折みたいなものかと思われます。
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全長5mで、軽くて脈釣りに適した調子の竿です。

修理は、折損した箇所を、瞬間接着剤(シアノ・アクリレート)で仮接着します。
シアノ・アクリレートなんて、化学薬品名を使わずに、アロンアルファと言えばいいじゃない、と思いますが、東亞合成から宣伝費を貰ってないですからね。

その状態で、折損箇所を挟むように、#50の絹ミシン糸をきっちりと巻いてから、更に、巻いた部分にシアノ・アクリレートを滲みこませて固着させます。
それが固まったら、突っかからずに穂持ち下に収まるまで、サンドペーパーの#400あたりで研ぎ均します。
問題なく修理した穂持ちが穂持ち下に収納されたるのが確認できたら、#1000で磨いて仕上げます。
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折れていた箇所は、竿を延ばしたとき、継ぎ目に穂先が残っている部分の直下で、負荷が大きく掛かる部分です。
再度、折れるリスクが高いので、修理の際に、この折損ヶ所は、穂先が補強芯の役を果たすように、穂先が僅かに挟まっているように調整しました。
要は、以前より穂先が穂持ちから出てから固定される位置を2センチほど下げています。
これで、たぶん実釣しても大丈夫だと思います。 
調子は、少々落ちると思いますが、仕方ありませんね。

次に、OB会の釣り部員から修理を依頼されていた胴長グツ。
買ってから1回使っただけで、10年近くも放置しておいたら、靴底のフェルトが綺麗に剥がれていたとのこと。

靴裏のゴム面をサンドペーパーで軽く擦って、残っている旧い接着剤を取り去り、雑巾で綺麗にしてから強力なクランプを使って圧着します。
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このクランプは、非常に強力で、トシで握力が50kgを下回ってきた私では、片手で開くことができない程です。
これを6個使って圧着しているので、300kgに近い重石で圧着するのと同じ程度の力を掛けて圧着することになります。

兎に角、接着剤というものは圧着しないと、それが持っている本来の接着力が得られません。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
何でも器用にお創りになられるようですが、日本刀の木箱を作っていただくことは可能でしょうか?
その場合、だいたいおいくらぐらいになりましょうか。
お尋ねいたします。私 兵庫県です。
asayan
2017/12/29 13:58
asayanさん 箱作りは大好きなのですが、刀箱というものを良くイメージできないのと、それだけの長くて大きい箱を、ピシッと蓋が合うように作れる自信がありません。


鰍工房
2017/12/29 20:46
掛け軸を入れるような縦長の木箱です。
内径が105p。
縦x横x高さが核10p。
いわゆる印籠型と呼ばれるものです。
吸湿性の関係で必ず素材は桐です。
すみません。よろしくお願いいたします。
asayan
2017/12/30 16:03
すみません。核の字が間違いました。各です。
asayan
2017/12/30 16:24
asayanさん 折角のご依頼ですが、1mを越える長モノの箱を作る技術はありませんし、それだけの桐材の入手も難しいので、申し訳ありませんが、辞退させてください。
鰍工房
2017/12/30 19:17
検討していただきましてありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
asayan
2017/12/31 10:15

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