鰍工房 手作り小品工芸 工作日記

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zoom RSS 頂戴した古いハゼ竿で、タナゴ竿の収納筒を作る

<<   作成日時 : 2017/10/07 09:48   >>

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カミさんは、シェイプアップのために1年ほど前からエアロビ教室に通っています。
そこでカミさんと友達になった奥さんから、
『祖父が使っていたハゼ竿が沢山あって、進呈するから取りに来て。』
ということで、先日、車で行って頂戴してきました。

奥さんは、うちのカミさんと同年代の方なので、60代半ばの方です。 
その方の祖父というからには、仮にご存命であったなら、120歳くらいになる筈です。
ということは、二十歳の頃に使われていた竿なら100年前の竿、50代の頃に使われていた竿なら70年前の終戦後間もなくの昭和20年代の竿ということになります。 丁度、私が生まれた頃ですね。

紐で結んで束にしてある竿を、自宅に持ち帰り、一本一本、汚れを落として検分してみました。
内訳は、
 ・グラス製のヘラ竿が1本。 
 ・高野竹製のヘラ竿が1本。
 ・ヘラ鮒用の矢竹製の竿受けが2本。
 ・矢竹製のハゼ竿が5本。

誰にも顧みられず、長年月に亘り放置されていたようで、竿袋に入ったヘラ竿は、湿気で竿袋の布が朽ち果てて竿にこびり付いており、剥がすとボロボロと破れました。
しかし、グラス製の竿だけは、使用可能な状態で、竹製のヘラ竿も穂先が曲がりくねっていましたが、火入れをし直したら何とか使えそうではあり、竿受け2本は全く問題なく使えそうでしたが、あいにく私はヘラ鮒釣りはしないので、勿体無いことです。

ハゼ竿は、いずれも戦後の物不足の時代の素朴で質素な竿で、いずれも矢竹製(穂先のみ布袋竹)の中通し竿なのですが、最初にチラっと見た時には、手製のマブナ竿かと思ってしまいました。

というのは、いずれのハゼ竿も、糸巻き杭を切り落とし、中通しであった筈の穂先は、リリアンの蛇口に改造されており、加えて手入れが悪く、竿の手元付近にはマッシュポテトの練りエサが、化石のようになってこびり付いていたからです。

これらから推理しますに、このお祖父さまは、戦後暫くはハゼ釣りに凝っていたのが、その後はマブナ釣りに転向し、ハゼ竿を改造してマブナ釣りをされていた。 その後、晩年はヘラ鮒釣りを始められたので、ハゼ竿は完全に放置され、比較的新しいグラス製のヘラ竿なども残っている、とまあ、そんなところなのでしょう。

何か活用できるものは無いか眺めていると、ハゼ竿の手元の袴になっている竹が目に入りました。
接着はされておらず、引き抜くと、渋い味わいのある、やや扁平な竹です。

これで、タナゴ竿の収納筒を作ろうと思い立ちました。

私が以前に自作した、全長4尺の軟調のタナゴ竿です。
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矢竹製で3本仕舞い、6本並継ぎです。
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従来は、布の竿袋や、このような自作の竿筒に収納していました。
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今回に頂戴したハゼ竿の手元袴(はかま)で作った竿筒です。
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竿と筒の塗装の素朴さとか、古めかしく汚れた感じがそっくりで、ピッタリと似合いますね。
この新作の竿筒は、ハゼ竿の袴の上下を桐材で塞ぎ、蓋となる部分と本体となる部分を、ばっさりと切断。
蓋部と本体を繋ぐナカゴの竹筒を作って嵌め込んであります。
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タナゴ竿がピタリと納まる太さに、内部も浚い直しています。
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