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zoom RSS オカメタナゴの脈釣り仕掛け

<<   作成日時 : 2017/09/11 17:54   >>

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オカメタナゴとは、タイリクバラタナゴやニッポンバラタナゴの俗称です。
タナゴ類の中でも口が極めて小さいこのタナゴを、浮木釣りではなく、
往年のマタナゴ釣りでは盛んだった脈釣り仕掛けで釣ってみようという魂胆です。
マタナゴ類はヤリタナゴに代表されるように、比較的大型で、オイカワ釣りの仕掛けにアカムシ餌でも釣れるタナゴです。
しかし、豆バラと呼ばれる2センチ以下のオカメタナゴを果たして脈釣りで釣れるか試してみたいのです。

竿は、自作の中通し総布袋竹製、3尺3寸です。
道糸には、石神井公園で拾ってきた水鳥の羽軸で作ったトンボを付けています。
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羽毛を削り取ってカットしただけ、などとは言うなかれです。
φ1.0mmほどの水鳥の羽軸にφ0.2mmほどの穴を開け、さらに、そこに道糸を通す作業も繊細で大変な作業です。 φ0.2mmの穴を開ける道具を見つけるのも大変で、縫い針などでは太すぎます。
水鳥の羽軸は、内部が繊維質で満たされています。
穴を開けても、この繊維質が邪魔して、なかなか糸が通りません。
しかし、釣り場で水を吸うと、この繊維質が膨張して道糸をしっかり掴んでくれ、かつ、移動も可能なスグレモノなのです。

道糸の下のハリス付近は胴突き仕掛けで、ハリス止めはゴム管で移動式。
錘は手製のアズマ式錘で、2種類の重さのものを使い分けします。
ツマヨウジを抜けば、簡単に錘交換ができるのが、アズマ式錘の長所です。
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このアズマ式錘は、最近では売っているのを見たことがありませんので、作るのが大変です。
もう10年ほど昔に作ってあったものを探して、何とか見つけ出しました。
鉛を溶かして小さな木型に流し込んで作るまでは簡単な作業なのですが、穴を開けるのが大変です。
糸を通しツマヨウジで止める為の穴ですので、φ0.2mm〜φ0.5mmまでの細いドリルビットを使って、テーパーのある穴を開けるのですが、鉛は極細のドリルビットの刃に粘ついて、とても切れが悪く、すぐに固着して回転しなくなってしまいます。 
電動ドリルなどを使ったら、即座に細いドリルビットは、鉛に抱き込まれて捻じ切れてしまいます。
ですから、ピンバイスを使った手作業で、そろそろと少しずつ、何回も刃にこびりついた鉛を剥がしながら穴を開けなければなりません。
慎重に根気よく、少しずつ穴を開けていく作業です。
鉄とか材木なら簡単に穴が開けられるのですがねぇ、苦労しました。

鈎は、ガマカツの「極タナゴ」か、まるふじの「研ぎたなご」のバラ鈎を0.3号のナイロン糸で手結びしたものを使い分けています。 
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まるふじの「研ぎたなご」の方が、アゴが小さくて良いのですが、鈎軸がガマカツの「極タナゴ」より太いのが難点です。 平均点で言えば、ガマカツの「極タナゴ」の方が上になるように思えます。

タナゴ釣り師というものは、押しなべて根気強く、仕掛けや竿にマニアックなのです。
私などは、まだまだ駆け出しの初心者です。

鈎先を研ぐために双眼顕微鏡を買い込み、ダイヤやセラミック、アルカンサスのオイルストン等の砥石を駆使して、鈎先を小さく研いで改造する者などはザラにいます。
糸付きの鈎を買っているうちは素人で、バラの研ぎ鈎を更に改造し、ハリスも手結びで、絹糸やらテトロン糸やら、いろいろ試している皆さんが大勢おります。
ハリスの長さも、私は5センチほどと長いのですが、2センチほどの短いハリスにしている人もいます。
私は道糸0.5号、ハリス0.3号と比較的太い仕掛けを使っていますが、0.05号とか異常に細い糸を使っている人もいます。
下手にハマると、それなりに怖い世界のようですよ。

でも、釣果に差が出る要因は、重要な順に、以下5点しかないように思えます。

1.釣り場でのポイント選びの眼力
2.餌の作り方
3.鈎先の大きさと鋭利さ
4.合わせのタイミングをとる腕前
5.タナに合わせた浮木の浮力調整技術

糸の太さや、目印の数や大きさなんかは、あまり関係ないな〜。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
テキサスシンカーとかバレットウェイトと呼ばれる中通しの錘は代わりになりませんか? あずま式錘に形も似てます。
オペ
2017/09/12 11:35

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