鰍工房 手作り小品工芸 工作日記

アクセスカウンタ

zoom RSS いろいろな木で小匙を作ってみる(その1)

<<   作成日時 : 2017/05/15 21:52   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

本日、テレビを観ながら、ポチポチと削った2本です。
あまり綺麗に作らずに、敢えてザックリ野生味を出して作ってみました。
画像

いろいろな木の素材です。
画像

樹種は、ハリエンジュ、カエデ、桜、モッコク、ユスラウメ、梅、杏、煤竹、クロモジ、などなど。

まずは梅の小枝を削ってみました。
荒削り作業は、平ノミが使い易い。
画像

或る程度の形が出来たら、少し細かい作業は左利き用の切り出し小刀が使い易い。
念の為、私は右利きです。
右利きが左利き用の小刀を使った場合、刃角が浅く掬うように働くので、深く切り込み過ぎることがありません。
画像

私は、モノを作ることよりも、自分の分身のように大事にしている道具を使うことの方が好きで重要です。
思ったような切れ味が出るか、確認するためにモノを作るようなものです。
ですから、刃物類は常に100%のメンテナンスを行なっているので、良く切れますよ。
また、刃物を100%の切れ味に研ぐためには、砥石は常に100%のメンテナンスが必要です。
磨り減って完全な平面が維持できていない砥石では、良い研ぎ仕事は出来ません。
使用頻度の高い砥石は、最低でも月に2回は面直しをしています。
面直しをした2本の砥石の砥面を水で濡らし、砥面どおしを貼り合せると、糊で貼ったようにくっつきます。
重い砥石ですが、逆さにしても落ちません。
ここまで砥石はメンテナンスして使わないと、鉋(カンナ)や鑿(ノミ)は研ぐことは出来ません。

この材の固さと材質なら、この位の力で綺麗に切れる筈、という予測の通りに切れることが重要です。
要は、道具類を使う楽しみの為に作品を作っているのです。
ですから、作品も単なる飾りモノは作る気が起こりません。
釣り道具を始めとして、何かの道具を作ることが好きですね。

道具には、用の美があります。
単なる飾り物は、見かけを綺麗に作ろうという卑しさが見え隠れして好きになれません。
そんな中で、小匙作りは結構好きですね。 
カーブの創り出す美しさが何とも言えません。
その美しさの根幹は、持ち易いか、掬い易いか、という用の美ですから。

お玉の部分は、丸ノミを使って凹部を作ります。
画像

だいぶ形になってきました。
画像

今回は、野性味を残したいので、お玉の部分以外はペーパー掛けしません。 

続いて、桜とハリエンジュの丸枝を使ってみます。
先ず、小ナタで割って小匙の素材にします。
画像

ナタを使う時には、ナタの背を木槌で叩きます。
ハンマーなどで叩いては、ナタの背を潰して変形させてしまうので、決してハンマーなどの金属で叩いてはいけません。
画像

一本の丸枝を五分割して小匙のサイズの素材にします。
画像

同様に桜の丸枝も五分割しています。
画像

本日は、ハリエンジュの素材を加工してみました。
画像

本日に作った2本が、冒頭に掲載の写真です。
TVで大相撲中継を観ながら、2〜3時間の軽作業です。
勿論、その前には刃物研ぎの作業を小一時間ほど。
この位のペースであれば、手や腕を痛めることなく続けられます。
1日に僅か2本でも、1週間も続ければ10本前後は作れます。
毎月第4日曜(今月は、5/28)の西荻手しごと市には、10本は並べることが出来ると思います。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
いろいろな木で小匙を作ってみる(その1) 鰍工房 手作り小品工芸 工作日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる